W204　各部修理＆ボデーコーティング加工

白いボディには水垢が付きすい。今回損害箇所が複数な事あり部分的に綺麗になるなら別の部分も現在の状態より何とかならないかが話の始まりでした。目立つ水垢だけとればその部分しか明るくならないし色々お話しを提案してみて結果作業全面コーティングまでの作業依頼を頂く形になりました。作業的に全てありきたりな内容かもしれませんが宜しければ最後までお付合い下さい。

今回作業依頼は二箇所、１箇所目は左リヤー部損傷。初めはここの修理依頼のみでご来店されました。

修理内容をお話ししてるうちにそんなに掛かるならと車両保険を使用しての修理となりました。高級車なので致しかないのは毎回見積をする度に理解はしていますがしかしテールライトが片側１０万円超えとは・・・貧乏人の自分には本当に縁のない世界だな～と外車を見るたびに思います。そして２箇所目。

フロントバンパー左右傷、けっこう削れていますので交換でいいレベルですが前は自費の為修正方向で作業を進めて行きます。

まずは後ろから。リヤバンパー/テールライトは交換の為分解、左リヤクオーターパネルに凹みがありますたのでこちらを修正。

と後ろ側は順調に塗装前の状態まで進行いたしました。と後ろは一旦置いておいてフロントの作業へ。

なるべくパテが入らないように平になるよう研いで研いで・・・でもあまりやりまくると薄くて亀裂や最悪穴が開いてしましますのでできる範疇で。

パテが終了したので塗装前の下塗りへ

前後下塗りも完了いたしましたので本塗装へ

久々の塗装後画像(*’▽’)

ちなみC２５０はホイールアーチにプロテクター的な物がホイールアーチ部に装着されているのですが新品は未塗装で納品されます。国産車ならまず有り得ない事ですが西ドイツさんは平気で行っておりますので見積の

際には気を付けております。そんなこんなでいつもなら仕上げの流れを載せてHi終了なのですが今回はボディコーティング施工へ続いておきます。もう少しお付合いを<m(__)m>

組み付け画像は省略（撮り忘れか！！）させて頂き外装の汚れ除去作業。細かい部分などはスチーム様様です。特にこの車両のようなルーフレールなどある車両は裏側に汚れがたまりやすいので一撃で除去できます。作業と関係ないホイールハウス内もスチームついでに・・・

洗車も終了し水気を落としたら再び工場へ。

塗装箇所に関してはいいのですがその他箇所は細かい傷などを研磨する下地処理が必要になります。研磨時にコンパウンドが飛び散らないようボディをマスキングし作業に入ります。

左側の薄汚れ感や中央/右側の傷部分も下処理ついでに研磨します。一部下地まで入力しておりますので完全な完治は無理ですが研磨作業によって目立たなくする事ができます

画像編集が下手くそですいません。初めから近接で撮影していればこんな見苦しい形にはならなかったのですが・・・次回は上手出来るよう勉強しておきます。画像がないのでご説明のみになりますがポリッシャーにて艶を出していく前には細かいペーパーなどで異物を除去し細かいスクラッチを塗装面に作りポリッシャーのバフ面を食いつかせるようにし磨いていきます。溶剤などを使って遺物を除去する方法もありますが車両の状態が水垢やウォータースポットが酷かったので今回は全面研磨のにて作業させて頂きました。

磨きみ終了しガラスコーティング剤を全面に塗ります。今回使用いたしました２液タイプのガラスコーティング剤は乾燥も早いのでコーティングの施工自体はそれほど時間はかかりません。ただできれば湿度が低い時に施工はしたいものです。そんなには必要ないかもしれませんが施工後はまる１日室内でより乾燥させ最後に拭き残しの確認をし今回の工程はこれで終了になります。

左側面はある程度モール類は交換できたので良かったのですができればモール類やエンブレム類も全て交換できると隅に溜まった汚れの除去含めより一層車に光沢感が出ます。ただそれ言ったらレンズ類やらキリがありませんので・・・今回作業した事でくすんだ状態からパール感がはっきりした白に戻せたと思うので当たり前の事かもしれませんが作業して良かったと勝手に酔いしれております（おまえが作業してねえだろ～とKさん１号、Kさん２号、Oさんに怒られる( ﾉД`)ｼｸｼｸ…）