鈑金塗装とは少しかけ離れた内容になりますが宜しければお付合い下さい<m(__)m>

今回ヘッドライト内い水滴が溜まるとの事でご相談頂きました。ドナーさんはBMW528i,モデルコードF10のタイプになります。

ここ数日は天気が安定していたとの事で現在はそんなに酷くないのですが雨が連日降るとレンズ内全面に水滴や曇りが全面に見えるとのお話しでした。

車検が近いとの事もありディーラー様にてご相談したところかなりの額をご提示されたとの事、お客様的にもライト交換で考えていたらしくある程度高価になるのはしかたない考えはお持ちでしたが少しでも安価に

なればと弊社にご来店頂きました。見積金額のメインデッシュがライト本体の額になりますのでこちらでもそれなりの額にはなるかとある程度想像はしておりましたがやはりBMWの5シリーズ!!!!

ライト片側、、¥285000-、、也(ガスケット代は別よ💛)両方買えたら・・・最近は国産車でもLED車は平気で10万円超えはしますがなかなか20万円の大台はBMW/ベンツクラスでしか叶いません。

内面にある細かい水滴に跡については完全分解をしないと綺麗になりませんが部品代が高額の為お客様とのお話しの上で画像上のように曇らないのようなら多少の汚れは構わないとの方向になりましたので、

今回分解し出来る限りコーキングを行ってみる事になりました。

ではでは分解なのでBチーム0氏に全てを委託!?お願いしま~す。

まずは内部の水滴除去が必要になりますのでバルブ類含めた外せるかぎりの部品をは外していきます

基盤が丸見えの作りとは・・・基本水分が入らない作りの前提ではありますがもう少しこだわってもいいんじゃない。。。と素人のつぶやきをとりあえず言っておきます

隠れる部分なので致し方ないとは思いますが雨などの水がたまった跡ですかね

で原因追及の為にも汚れを落としていってみますと

なんとなくモール類などに隙間かな???

グッさり亀裂(>_<)。ゴム類は永久品ではないので仕方ない部分もありますが雨風あたる部分にこの素材はちょっと。まあ高級車はこう言うものと言われましたら仕方ありませんが。

内部の乾燥も終わりましたのでコーキング作業へGo

細かい部分を埋めていきます。

バルフなどのOリングなども含めゴム樹脂類系は変えていきます。

組付けに入る前に部品の清掃をし元通りにしていきます

組付け後の画像、内部面を清掃できるところは清掃いたしました。このまま何もなければ完成。。。の前に水密テストへ。

 

自社にてホースによる雨漏れテストは問題ありませんでしたがいろんな環境にて試したい為?

洗車機にて最終チェック。どうでしょうかね。。。(てここで再発したら正直凹みます)

ミッションクリアでした。しかし今回のライトの件ですが仮に新品に交換しても早いと数年でまた同じ状況が発生しているとの声を聴きます。何かにトラブルにつけて日本の四季とは合わないなど気候だけの問題で

かたずけるお店の方もおりますが新車で1千万前後の車両ですしもう少し改良を加えながらでも構いませんので商品としての性能アップはしてほしいと思います。まあ永遠に高級車とは縁のない自分に言われたくない

と某メーカーの方には言われそうですが・・・・

※今回の作業に関し全ての同じ状況のお車が直るわけではありません、この車両に関しましては内面部が綺麗な状態でしたので画像のような状態を保てますが黄ばみや樹脂の亀裂が発生している物に関しましては新品

とはいかなくても状態の良い中古部品などにて対応するほうが宜しいかと思います。

あまりお役に立てないかもしれない内容だったかもしれませんが最後までお付合い頂きありがとうございました。