フロントバンパー/左フロントドア/左リヤクオーター/リヤバンパー修正 スイフトZC53S

今回は中野区よりスズキスイフト左側面の板金塗装作業の依頼です
スイフトと言えばもちろんメーカーは一般大衆車として世に送り出している車ではありますが一部車好きに向けたスイフトスポーツがありますね、スポーツモデルとして分けているモデルではありますのでスポーツは別格として通常のスイフトは女性向けやファミリーカー向けなどと勝手な位置付けをしておりましたが、
今回のこの車両そのあたりにいるカーシェアなどに使用しているスイフトとちと違う面影。。。よく見るとグレードはRS。スイフトにもこのようなグレードがあったんだ、、、とのんきに構えていたがこのあとRSならではの悲劇を迎えることになろうとはこの時点ではまったく思っていませんでした。

さて肝心の作業案件と進めていきますが今回はフロントバンパー左右、左フロントドア、左リヤドア、左クオーター、リヤバンパー左部とほぼフロントフェンダーを除く左側面案件となります。

画像ではあまり変形部がわかりにくいかもしれませんのでこんなの普通の修正案件だろ!!とのお声が出そうですが結構硬いものに当たったのか変形大な状態でした、今回は左前ドアと左リヤクオータ部を生かす為、パネルが一番延びていました左リヤドアパネルのみ交換して基準値を残し、残りは修正で作業に入っていきます。

まずは修正の前に分解作業を行っていくのですがここで前文で触れました悲劇、、、と対面することになります、

フロントバンパーを外してみたところ、

バンパーロア部に亀裂が、、、てか単なる見積落ち、そして見積ミス発見。。。これはさすがに交換レベルだなと思いました、国産車だしどうにかなると軽い気持ちで部品を調べる運びになりますががここでRSの効力!?を発揮*されてしまいます、

金額を抑えるためにも初めは中古を探していたのですが通常のスイフトとはバンパーが違い中古流通も激レア、スイフトだと思って余裕をかましていたのが冷や汗モードに。修正分以上は頂けないので赤字覚悟で新品バンパーをと問い合わせをしてみたところまさかのバック

オーダー発生。これでは作業もとまってしまうと思い恐る恐る作業者様にご相談をさせて頂いたところ無言の空白の数秒を得て、じゃあどこまで現状復帰できるかわからないけどやれるだけと心強いお言葉を頂き修正作業へ入っていただく事に。(ありがとうございます)

元が切れていて一部脱落してしまい穴が開いている状態の為まずは原型への成型(整形か?)から行っていきます、一瞬気を抜いていましたら既にバンパーがつながっていました、作業者様が早すぎるのと自分がさぼりすぎ。

作業者様はなるべくパテ無しで仕上げたかったみたいですがさすがに最終仕上げのみ使用、果てしない時間があれば理想の仕上げに持っていけたかと思いますが納期と予算もありますので致し方ないですが・・・

バンパーもとりあえずこれで落ち着いたかと思いますので別箇所の作業へ移ります

 

左フロントドア部は修正作業。全体的な凹みはないのですが衝撃軽減の為にドア内部に装着されていますサイドドアビームの取付部とドア損傷部が重なってしまいドア表面部を元の状態に近ずけるのに苦労したそうです、

 

パテ作業まで終える前に先に新品左リヤドアを取付ながら左リヤクオーターに修正作業に入っていきます、

 

国産のパネルは比較的柔らかめではありますので凹みやすい分ポイントを絞って修正すれば形状は戻りやすいのですが鉄板が伸びやすい分亀裂が入りやすいので慎重に部分部分を修正していきます、

 

ここでフロントも含め表面整形、結局はどんなにIT化が進もうとも板金作業は人の技術無しでは進みませんね。いずれこのような作業もおこなってくれる自動作業化のシステムが日常的になるかもしれませんがずっと先のことでしょう。

板金作業と言われている内容はおおまか終了しましたのでここからが塗装作業へとはいっていきます。

新品パネルのドアも薄い塗装はされてはいますが防錆を含めサフェーサー塗装を行いボディ修正部にもサフェーサーを塗装していきます。

サフェーサー後乾燥後塗装面を研ぎ、パネル部のラインなど問題がないのを確認後メインの塗装作業へと移行、

ここで画像でわかる範囲でいちおご説明させて頂きますがRSはドアサッシュがステッカータイプでなく塗装仕上げでした、またまた落ち度発覚!現場の皆様申し訳ありません(ノД`)・゜・。

ボディ部の塗装が完了し乾燥が完了後塗装部の異物除去などを含めました磨き作業を行います。磨きが終わりましら塗装作業者さんから板金作業者さんにバトンが戻り組付けを行い機関面など含めました最終チェック後ユーザー様へお引渡しとなります、

このRSはブラインドスポットモニター装備車(360°カメラなどのやつです)装備車がらみなのかセンサー類は今回の作業内容に入っておりませんがいろいろフォルトが残ってしまいますね。新車で購入した場合は安全装備などの特定整備対象車両(電子制御装置整備)が一部の車種を除きほぼ対象となっておりますので今回のような修正作業だけではカバーできない案件が増えつつあります。安全装備はもちろんあったほうがいいですがそれを制御するセンサー類も数万~50万ぐらいまで幅があります。保険案件でしたらもちろん持ち出しはありませんが自費作業の場合は目も当てられませんので国がこの手の装備を義務付けるのでしたらこのような部品にこそ補助金などでユーザーの負担を少なくしてほしいと個人的には思っております。

画像が暗くてすいません、(センスも問題もありますが。。。)

今回納期のからみもあり左リヤドア以外は修正致しましたがもし今回のようなフロントバンパー下部を損傷してしまった場合におきましてはご予算がつきようでしたら出来る限り交換をお勧め致します、バンパー下部は当たりやすい場所でありますので修正後にまた同じ箇所を当ててしまった場合今回レベルの修正をおこなった個体は塗膜がどうしても割れてしまう可能性がございます。塗装済バンパーの設定がある車両はなお修正より安価ですむと思いますのでもしもの時の為に頭のかたすみにでも入れておいて頂ければ幸いです、

今回も長文になりましたが最後までお読み頂きありがとうございました。